ささ漬に使用している米酢の歴史は300年以上

福井県小浜市に居を構える米酢の醸造元から、米酢を仕入れています。
その量なんと年間97,600リットル!
お風呂にすると390回分。
数字で見てみるとものすごい量ですね!

そんなたくさんの米酢を作ってくれているのがとば屋酢店さん。

とば屋酢店さんの歴史は長く、創業1710年、300年以上前からこの小浜で醸造酢を製造してます。
現当主の12代目は「料理の味を引き立たせるのが酢の本来の役目。酢が料理として表に出ることは無い。しかし酢がなければ味のでない料理もある。料理のなかでキラリとひかるうまさ!そんな黒子でありたいものだ。」と語っています。

黒子という謙虚さと裏腹に、とば屋酢店さんの米酢は、小鯛ささ漬にとって重要な調味料です。

塩をあてたレンコダイを米酢で〆る。

シンプルな製法のささ漬にとって塩と米酢と杉の樽は、3種の神器。

この3つが無ければ、100年以上も続いてこなかった味です。

伝統の製法で壺の中でじっくりと静置醗酵させて造る本醸造の米酢で、手間をかけて醸造したお酢はやはり風味、味が違います。
ふくよかな味とコクのある酸味が特徴です。

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